映画「処刑人」感想

AmazonPrimeにて「処刑人」という映画を鑑賞しました

あらすじ

留置所に入れられた兄弟二人が、突如神様から「悪党に天罰を下せ」という啓示を受けたことをきっかけに、「処刑人」として街に蔓延るマフィアを次々と○害していくことに。○害現場をみたFBI刑事は悪党のみが被害者となる度重なる事件に疑問を抱きながら犯人を追っていくのだが・・・

感想

兄弟二人が神様からのお告げを受けるシーンがかなりさっぱりしているので、「そんな簡単に信じるものなのか?」と疑問を抱きました。見始めた際は何かの拍子でバーサーカーモード?みたいに神がかり的なアクションで悪党を追い詰めるのかと思いましたが、徒手格闘はほぼ無く、大体拳銃ぶっ放してます。

悪党の定義というかノリが軽いというか、映画の途中で加わる仲間から次のターゲット(悪党)を教えてもらい、兄弟が一緒に天罰下しに行っています。対象はほとんどがロシアンマフィアですが、殺し屋をターゲットにしていたり、「悪党」なら誰でもOK、ある意味公平な感じがこの映画の振り切り具合を表しているのかなと思いました

物語の中で都度出てきますが、「一番ひどいのは無関心な市民さ」という趣旨の会話があります。兄弟2人が悪党を○害し報道されるごとに市民(マスコミ)から英雄的な印象、「悪い人なら○してもいいんじゃない?」という声が出てくるようになります。同様の犯行が日に日に増えていき、悪党の親玉が裁判にかけられている際に兄弟たちが裁判所に突撃します。その際、神の啓示を受けた二人は「悪党なら誰でも○す、けどその銃口があなたたちに向かないとは限らないよ」というメッセージを伝えて物語は幕を閉じます。

ここでいう「無関心」は相手に興味が無いということではなく、「自身に関わりの無い場所で起きてる事象に関して、好き勝手に反応できること」なのかなと思いました。銃の怖さは誰もが知っていますが、頭に突きつけられ引き金を引かれた時とは訳が違います。そういった世間や他者に対して「無関心」でいるならいずれ天罰が降るぞ というのが映画のテーマかな?と思いました。

今回の映画で「ノーマン・リーダス」出演作品を初めて拝見しましたが、若くてイケメンですね。 小島監督作品で主人公をされていたのを何度か見かけましたが、最初は誰かわかりませんでした。

あとはやっぱり「ウィレム・デフォー」!! 兄弟2人を主人公と描きましたが、彼の演じるFBI刑事役も一癖も二癖もある役で、まさに適任って感じでした。物語終盤で彼自身の心境を吐露する場面では影で顔がはっきり見えないのに刑事としての信念と倫理観に揺れる感情が感じ取れました。

気になった方はぜひ鑑賞してみてください。 それでは、また。

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